30代の女性が、夫の浮気相手から、250万円の慰謝料を獲得した事案
夫の浮気相手から、250万円の慰謝料を獲得した事案
事案内容:慰謝料請求
依頼者:30代女性(専業主婦)
浮気相手:20代女性(会社員)
結婚歴:8年
子ども:あり(1人)
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1 ご相談の経緯
依頼者の妊娠中に、夫が、仕事を通じて知り合った女性と不倫していた事案です。依頼者は、出産後にこの事実を知り、大きなショックを受けましたが、産まれたばかりのお子さんもおられるため、離婚は考えていないけれども、浮気相手を許すことはどうしてもできないので、責任を追及したい、ということで当事務所に依頼されました。
2 弁護士の進め方
相手方の女性はまだ若いものの、慰謝料を一括で支払う程度の預貯金を持っていることが予想された事案でしたので、相手方が支払えるであろう金額を予測して、相手方に対し請求、交渉しました。
3 解決内容
弁護士の金額についての読みがあたり、相手方は、弁護士を立てることなく、250万円を支払うことで決着しました。
4 代表弁護士より
妊娠、出産期間中の浮気ということで、依頼者の方はとても傷ついておられました。相手の女性にも、単に慰謝料を支払って終わり、ではなく、自らがやったことの責任を認識してもらうよう交渉を進めました。この事例は、相手方に支払能力があったために250万円の慰謝料を獲得できましたが、浮気相手が若い女性の場合には、そもそも、慰謝料を支払う経済力がないことが多いので、本件は不幸中の幸いともいえる事案でした。